60歳からのK-POP

63歳で初めてK-popを聞き始めて、沼にはまりました。

XG コンサートレポート!

みなさん、こんにちは!

 

XGの日本デビューコンサートに行ってきました!

 

もうすでに、色々なところでレビューが出ているので、ご覧の方も多いかと思いますが、いやー、すごかったですね。

 

コンサートの正味時間は、1時間20分程度という、最近のコンサートとしては稀に見る短さは、XGの日本初顔見世興行のショーケースという位置づけということで、大目に見ましょう。

その短さでも、不満を感じさせないほどの充実ぶりでした。

 

持ち歌がまだ少ないということで、デビュー曲のTIPPY TOES以外は、全部やりましたしね。

 

そして、私が行ったK-POPコンサートとしては初めて、写真、動画撮影可能ということで、すでにYOUTUBEなどにも、動画がたくさん上がってきております。

 

それを拝借して、超名曲、LEFT RIGHTです。

 

www.youtube.com

 

私は、とにかく初の生XGを目に焼き付けておきたくて、動画は撮らなかったのですが、今さら悔やんでおります。

 

さて、肝心のXGコンサートの感想ですが、ここ1年間、色んなK-POPのコンサートに行ってきましたが、そのどれともまた質感が違いました。

 

 

全員日本人、全曲英語など、もちろんXGの外形的な独自性は色々あります。

 

韓国でデビューして、アメリカを中心とした海外でのフェスなどの出演が多く、日本での露出はほとんどないなど、日本人でありながら、その多国籍性、無国籍性がもたらず質感なのか、今まで見たことがない、聴いたことがない感触です。

 

音楽的には、今まで私が見たK-POPの中では、一番ヒップホップ感が強いのか、非常にパーカッシブな感じを受けます。

 

ルーツが、70年代ロックおじさんとしては、今までヒップホップ系の音楽は、一番苦手としていたのですが、K-POPにのめり込むようになって、初めてヒップホップに抵抗がなくなり、XGのおかげで、完全にヒップホップの良さを理解できるようになった感じです。

 

とにかく、躍動感とキレの塊のような歌と踊りで、これほどエネルギーの放出を受け取っている感触のコンサートは、初めてでした。

 

また、コンサートの途中でも紹介されていましたが、XGの生みの親であり、総合プロデューサーのSIMONさんが、すべての曲を手がけているからか、他のK-POPにはない、全曲貫く一貫性が顕著で、それがコンサートの流れを完璧なものに仕立て上げています。

 

 

今まで、アメリカなどで観客がXGに大熱狂している様子を、散々YOUTUBEなどで見てきましたが、十分にその理由が理解できた感じです。

 

 

私にとって、K-POPは、その独特な浮遊感が最大の魅力でしたが、XGのX-POPは、それに付け加わった、切れ切れ感が半端ないです。

 

 

K-POPは、ファンダムに名前を付けて、それを何よりも大切にすることで知られています。

XGも、ALPHAZという名称で、ファンダムを持っています。

 

K-POPに最初に入ると、このファンダムに対する、「愛」や「幸せ」などを強調する特異性を、面映ゆく感じることがあります。

 

私もロックおじさんなので、最初はそうでした。

 

しかし、K-POPに慣れてくると、実はこれが単に表面上のことではなく、重要な音楽ファクターの一つであることが、わかってきます。

 

XGの切れ切れ感は、この「愛」や「幸せ」をエネルギーとして、本気で発揮することで、出てくるものであり、それを否応なしに、観客として受け取ることで感じ取るものなのでしょう。

 

それが、やはり今までの人生で、色んなコンサートを見てきたおじさんに対しても、今までのコンサートとは一味違うものとして、感じ取らせるものなのでしょう。

 

今までの洋楽とは違うそのような要素と、普通のK-POPとも違うXGの特異性が、X-POPとしてのデビューコンサートにして、十分に表現できていたということでしょう。

 

 

来年には、XGのワールドツアーが決定したとのことです。

今回のショーケースの充実ぶりを以って、そのままフルコンサートは展開したら、一体どんなコンサートになるのか。

 

今から楽しみで仕方ありません。

 

それでは、最後に、YOUTUBEに数ある動画を使わせていただき、コンサートの余韻に浸らせていただきます。

 

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今日もありがとうございました。