みなさん、こんにちは!
XGの日本デビューコンサートに行ってきました!
もうすでに、色々なところでレビューが出ているので、ご覧の方も多いかと思いますが、いやー、すごかったですね。
コンサートの正味時間は、1時間20分程度という、最近のコンサートとしては稀に見る短さは、XGの日本初顔見世興行のショーケースという位置づけということで、大目に見ましょう。
その短さでも、不満を感じさせないほどの充実ぶりでした。
持ち歌がまだ少ないということで、デビュー曲のTIPPY TOES以外は、全部やりましたしね。
そして、私が行ったK-POPコンサートとしては初めて、写真、動画撮影可能ということで、すでにYOUTUBEなどにも、動画がたくさん上がってきております。
それを拝借して、超名曲、LEFT RIGHTです。
私は、とにかく初の生XGを目に焼き付けておきたくて、動画は撮らなかったのですが、今さら悔やんでおります。
さて、肝心のXGコンサートの感想ですが、ここ1年間、色んなK-POPのコンサートに行ってきましたが、そのどれともまた質感が違いました。
全員日本人、全曲英語など、もちろんXGの外形的な独自性は色々あります。
韓国でデビューして、アメリカを中心とした海外でのフェスなどの出演が多く、日本での露出はほとんどないなど、日本人でありながら、その多国籍性、無国籍性がもたらず質感なのか、今まで見たことがない、聴いたことがない感触です。
音楽的には、今まで私が見たK-POPの中では、一番ヒップホップ感が強いのか、非常にパーカッシブな感じを受けます。
ルーツが、70年代ロックおじさんとしては、今までヒップホップ系の音楽は、一番苦手としていたのですが、K-POPにのめり込むようになって、初めてヒップホップに抵抗がなくなり、XGのおかげで、完全にヒップホップの良さを理解できるようになった感じです。
とにかく、躍動感とキレの塊のような歌と踊りで、これほどエネルギーの放出を受け取っている感触のコンサートは、初めてでした。
また、コンサートの途中でも紹介されていましたが、XGの生みの親であり、総合プロデューサーのSIMONさんが、すべての曲を手がけているからか、他のK-POPにはない、全曲貫く一貫性が顕著で、それがコンサートの流れを完璧なものに仕立て上げています。
今まで、アメリカなどで観客がXGに大熱狂している様子を、散々YOUTUBEなどで見てきましたが、十分にその理由が理解できた感じです。
私にとって、K-POPは、その独特な浮遊感が最大の魅力でしたが、XGのX-POPは、それに付け加わった、切れ切れ感が半端ないです。
K-POPは、ファンダムに名前を付けて、それを何よりも大切にすることで知られています。
XGも、ALPHAZという名称で、ファンダムを持っています。
K-POPに最初に入ると、このファンダムに対する、「愛」や「幸せ」などを強調する特異性を、面映ゆく感じることがあります。
私もロックおじさんなので、最初はそうでした。
しかし、K-POPに慣れてくると、実はこれが単に表面上のことではなく、重要な音楽ファクターの一つであることが、わかってきます。
XGの切れ切れ感は、この「愛」や「幸せ」をエネルギーとして、本気で発揮することで、出てくるものであり、それを否応なしに、観客として受け取ることで感じ取るものなのでしょう。
それが、やはり今までの人生で、色んなコンサートを見てきたおじさんに対しても、今までのコンサートとは一味違うものとして、感じ取らせるものなのでしょう。
今までの洋楽とは違うそのような要素と、普通のK-POPとも違うXGの特異性が、X-POPとしてのデビューコンサートにして、十分に表現できていたということでしょう。
来年には、XGのワールドツアーが決定したとのことです。
今回のショーケースの充実ぶりを以って、そのままフルコンサートは展開したら、一体どんなコンサートになるのか。
今から楽しみで仕方ありません。
それでは、最後に、YOUTUBEに数ある動画を使わせていただき、コンサートの余韻に浸らせていただきます。
今日もありがとうございました。