みなさん、こんにちは!
本日ご紹介するのは、THE BLACK SKIRTSという、アーティストです。
まずは一曲、WHO DO YOU LOVEです。
のっけから、何とも、ムーディでノスタルジックな曲で始まりました。
THE BLACK SKIRTSは、私も最初はバンド名なのかと思っていましたが、JO HYU-ILという男性1人のユニット名です。
シンガーソングライターで、あらゆる楽器もこなします。
次の曲は、EVERYTHINGです。
だいたいどの曲も、ギターがアレンジの中心となっていて、バンドサウンド感もあるので、バンド名だと勘違いしがちです。
JO HYU-IL氏は、12歳でアメリカに移って、ニュージャージーで育ったそうなので、音もアメリカンロックのテイストがします。
アメリカンロックが根底になり、そこに東洋的な哀愁、K-バラードの伝統が絡み合い、絶妙なサウンドが生まれます。
次の曲は、その名も、HOLLYWOOD
本人は、ALANIS MOLISSETTEに影響された、と語っているそうで、それを物語る曲になっています。
THE BLACK SKIRTSは2010年にデビューした、ベテランミュージシャンなので、韓国の様々なアーティストに、リスペクトされています。
次の曲は、BTSのRMが奨めて、有名になった曲です。
DREAM LIKE MEです。
メロトロンのサンプリングの音が、このドリーミーな曲にぴったりです。
THE BLACK SKIRTSの最大の魅力は、彼の作るメロディアスな、バラード系の曲にあると私は思いますが、一方で、いかにもアメリカンな雰囲気の曲も、K-POPの中では珍しく、惹き込まれます。
イントロがビーチボーイズを彷彿とさせ、アコースティックギターが、アメリカのフォークロックしている名曲、MY LITTLE LAMBです。
それでは最後に、本人が登場のMVを見ていただきます。
いかにもアメリカのローカルな、学校のダンスパーティのシチュエーションで、本人がセミアコのギターを弾きながら、バンド出演している設定です。
たぶん、本人が、ニュージャージーで、こういう学生生活を送りながら、音楽を始めたのだろうな、ということを想起させる、青春感満載のMVです。
曲は、QUEEN OF DIAMONDSです。
このMVのような、アジア人がアメリカで過ごした青春時代から、彼のユニークなサウンドが生まれたことがわかります。
最後の方で、ギターソロが爆発し、珍しく、ハードなサウンドになっていますが、彼のフルアルバムを聴くと、結構こういうハードなサウンドも入っていて、なかなかバラエティに富んでいます。
興味を持った方は、是非アルバムも聴いてみてください。
それでは、今日もまた、最後までお読みいただき、ありがとうございました。