みなさん、こんにちは。
本日ご紹介するアーティストは、CODE KUNSTという、作曲家、プロデューサーです。
相変わらず、K-POPは変わったアーティスト名が多いですね。
コード名「芸術」、という意味だそうです。
まずは一曲、FLOWERです。
CODE KUNSTは作曲家、プロデューサーなので、自分では歌は歌わないので、すべての曲は、別のヴォーカリストやラッパーをフィーチャーしています。
この曲ではJAY PARKという男性ヴォーカリストが歌っています。
最初の、「~LIKE A FLOWER」という歌うフレーズから美メロで、グッときますね。
CODE KUNSTはヒップホップのアーティストです。
以前も書きましたが、おじさん世代は、一般にヒップホップを苦手としております。
しかし、K-POPのヒップホップは、実はすべてのジャンルの中で、一番メロディアスな曲が多いと言っても過言でないくらい、美メロの宝庫であることを知り、一躍大好きなジャンルになってきました。
CODE KUNSTの曲も、本当にエモーショナルできれいな曲が多くて、是非ともご紹介したいと思いました。
次の曲は、以前にご紹介したペク・イェリン(愛の不時着の人ですね)をフィーチャーした、KNOCKです。
どうでしょうか、ペク・イェリンの歌唱にぴったりな雰囲気の曲ではないですか。
CODE KUNSTはペク・イェリンが好きみたいで、いくつかのアルバムで歌ってもらっています。
そのペク・イェリン参加の曲で極め付きが、何とRED VELVETのWENDYと2人で歌っている曲です。
それではその'55です。
これはヒップホップというより、オーソドックスな、ミディアムテンポのソウルミュージックですね。
WENDYは、カナダに住んでいて英語がペラペラで、ソロアルバムはカントリー風の、超アメリカンガールなので、このタイプの曲を歌わせたらピカ一です。
ペク・イェリンとの相性もぴったり!
こういう、普通には見られない顔合わせが聴けるのも、K-ヒップホップならではの楽しみです。
次の曲は、TAKE MEです。
このMVでは、珍しくCODE KUNST本人が最初にギターとキーボードで登場します。
そしてMEENOIという、いずれやはり、ここでご紹介したい女性アーティストが、ヴォーカルで登場でします。
11匹の猫との掛け合いも聴ける、遊び心たっぷりの楽しい曲です。
CODE KUNSTは2匹の猫を飼っていて、大の猫好きだそうです。
実は、今のK-POPは、ヒップホップ界隈の優秀な作曲家やプロデューサーたちが支えていると言っても、過言ではありません。
今をときめくNEW JEANSの一連のヒット曲も、ヒップホップのプロデューサーによるものですし、そのNEW JEANSに真っ向から立ち向かっているIVEの最近のヒット曲、KITSCHも、ヒップホップ系です。
ヒップホップは、このCODE KUNSTに代表されるように、自作自演のシンガーソングライターだけではなく、他のアーティストをフロントに使った作曲家、プロデューサータイプのアーティストが多い分野なので、メジャーなK-POPアイドルのプロデュースにも最適です。
ここの分野に、優秀なアーティストが多いため、K-POPアイドル系の楽曲のクオリティが上がり、今や世界中でヒットする曲も生まれているという、現象につながっています。
次の曲は,、男性ヒップホップシンガーで、今や大人気のCOLDEと、ラッパーのTABLOをフィーチャーしたRAIN BIRDです。
ヒップホップ系の曲は、曲を通じて、また新しいシンガーやラッパーで出会えるという楽しみがあります。
そうやって知ったアーティストのアルバムを、それが縁で聴いてみて、また世界が広がるのです。私もそうやって知って、お気に入りになったアーティストが、たくさんいます。
是非、K-ヒップホップで、そういう楽しみ方もしてみてください。
それでは最後に、G-SOULというアーティストをフィーチャーしたFIRE WATERでお別れです。
若者言葉で言う「チル」してる、曲の宝庫、CODE KUNSTでした。
以下ネット情報
『チル』とは英語のヒップホップ用語で、「chill out」(チルアウト)が語源になっていて、「チルってる」「チルる」といった形で使われているみたいです!
『チル』の意味は、【くつろぐ】【まったりする】【落ち着く】
➽ 雰囲気のいいカフェでチルってる
➽ チルする予定が急に仕事が入った
➽ 海辺でチルしてる
➽ 家で音楽を聴きながらチルっている