60歳からのK-POP

63歳で初めてK-popを聞き始めて、沼にはまりました。

極上のシンセ・ポップ  ADOY 

本日ご紹介するのは、ADOYという4人組バンドです。

 

まずは、代表曲のWONDERです。

 

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どこまでも軽いキーボードとギターに、16ビートのドラムス、そして、これ以上ないくらい、ソフトな男性ヴォーカルが被さります。

 

日本言えばシティポップですが、普通のシティポップより、このたまらない浮遊感が強すぎて、やはりK-POPにしか出せないサウンドです。

 

次はバンドのライブ映像で、GRACEです。

 

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ご覧の通り、4人組のバンドで、オ・ジュファン(ヴォーカル、ギター)、ZEE(キーボード)、チョン・ダヨン(ベース)、パク・グンチャン(ドラムス)という編成です。

 

最近のライブでは、サポートのギターが入るようです。

 

 

ベースだけ女性というのは、韓国のバンドではよくあるパターンで、どうしてかわかりませんが、面白いですね。

 

ベースのチョン・ダヨンはコーラスも担当しており、このコーラスパートがなかなか効いています。

 

 

これまでの2曲は、いかにもおしゃれなシティポップ系でしたが、ライブでは結構ハードなサウンドも出します。

 

そんな縦ノリの名曲、SAN FRANSISCOです。

 

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ADOYの曲は全部英詩なので、曲だけ聴いていると、洋楽にも聴こえないことも無い感じです。

そのせいもあるのか、海外人気も高く、このBABYの動画のコメント欄とか見ていると、ほぼ全部、海外ファンだったりします。

 

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海外のK-POPファンの、ど真ん中に刺さるサウンドですので、それもよくわかります。

私もど真ん中に刺さりました。

 

ADOYのサウンドは、このブログでもよく出てくる、80年代のシンセポップ、ドリーミーポップと言われます。

 

ミドルテンポの曲が多くて、とにかく心地よくて、メロディアス。

 

そして、次のLEMONのように、少しサイケデリックな要素もあります。

 

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ヴォーカルのオ・ジュンファンは、元々別のバンドをやっていたそうですが、あまり売れなかったらしく、次は売れるバンドをやるという決意で、ADOYを結成したそうです。

 

なので、ADOYでは、キャッチーでわかりやすいサウンドを貫いているのかもしれませんが、ポップミュージックは、売れようと思って売れるわけではないので、実際に売れるサウンドを確立したのは、大したものです。

 

ADOYサウンドは、オ・ジュンファンとチョン・ダヨンの、男女の、共にソフトなヴォーカルが、ユニゾンとハーモニーを自在に繰り広げるところが最大の魅力です。

 

それが最大限に楽しめるYOUNGを聴きながら、今日もお別れです。

 

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今日もありがとうございました。