60歳からのK-POP

63歳で初めてK-popを聞き始めて、沼にはまりました。

これはニューウェーヴでしょ! ULTRAMODERNISTA

みなさん、こんにちは!

 

本日ご紹介するアーティストは、ULTRAMODERNISTAという、4人組のバンドです。

 

まずは一曲、FLORIDAです。

 

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軽妙で浮遊感のある、いかにもK-POPサウンドですね。

 

シンセポップ、サーフミュージック、ディスコなど、色んなサウンドの名称が思い浮かびますが、そのどれでもあり、そのどれとも呼びたくない、K-POPとしか呼べない質感です。

 

本人たちは70年代、80年代のディスクミュージックを意識しているそうです。

 

確かに、シックのナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズのようなギターとベースに、タイトなドラムと、薄っすらとしたお洒落なシンセが被さり、サウンドの基盤はディスコです。

 

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そしてこの曲、HAWAIIAN SURFでは、テンポが少し早めなこともあり、シティポップの色合いも付け加わります。

 

 

ヴォーカルのヒューは、イギリスでシンガーソングライターとして活動していたということです。

そのせいか、ヴォーカルは、やはり80年代のイギリスのニューウェーヴと呼ばれたジャンル、ニューオーダーやヒューマン・リーグの雰囲気です。

 

ディスコだと、打ち込みの傾向が強いですが、ULTRAMODERNISTAは、4人組のバンドとして、生楽器で演奏しているので、バンド特有のグルーブ感が出ているのも特徴です。

 

バンド演奏のMVで、曲はWHISKEYです。

 

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キーボードのダンは、バークレーの卒業生とのことで、なかなか知的なフレーズを奏でます。

 

そして、ベースとドラムも、以前にご紹介したSWEDEN LAUNDRYのバックを務めるなど、K-POPでの経験豊富なリズム隊だそうです。

 

 

なので、一見こういう音楽では、ミュージシャンのテクニックは、あまり問われないこともありますが、よく聴くと、このバンドの演奏は、相当しっかりとしていることがわかります。

 

 

もう1曲、バンド形式で、NUHです。

 

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少しスローテンポの曲では、R&Bっぽさも醸し出して、様々な側面を持ったバンドであることが、わかります。

 

 

この、ULTRAMODERNISTA、日本での活動も活発らしく、CDはディスクユニオンから発売されているし、日本のライヴハウスにもたびたび出演しているらしいです。

 

彼らの2019の日本ツアーの様子をバックに、私が一番好きな曲、UNBREAKABLEです。

 

 

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何の先入観もなく、この曲を聴くと、全曲英語ですし、発音も自然だし、サウンドからしても、完全にイギリスのバンドだと思いますね。

 

それでは最後に、またイギリスから日本に戻って、何とまあ山下達郎のDAYDREAMを演奏しているのが見つかりましたので、ご紹介します。

 

吉田美奈子作詞の超名曲ですね。

 

やはりこういう曲を取り上げているということは、彼らのルーツが、洋楽とともに、日本のシティポップにもあることが確認できて、うれしくなってしまいます。

 

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今日も、K-POPの深い沼が確認できました。

 

それではまた。