60歳からのK-POP

63歳で初めてK-popを聞き始めて、沼にはまりました。

おじさんのための、TWICE講座!

みなさん、こんにちは!

 

K-POPを聴き始めた昨年、TWICEのコンサートDVDを買おうかなと思って、アマゾンでコメント欄を見たら、

「子どもが喜んで見ていました。」とか、

「孫に送ったら、喜んでくれました。」

 

などのコメントばかりでした。

 

いやいや違うでしょう。

TWICEは、おじさんが、自分で見るものでしょう!

 

ということで、5月に来日を控えるTWICEの、おじさん向けご紹介です。

(もちろん私も、生まれて初めてのTWICEコンサートを見に行きます!)

 

TWICEは一説によると、300曲近く持ち歌があると言われる、超働き者グループなので、全曲制覇するのはとても大変ですが、今日はおじさんのツボにはまる曲をご紹介します。

 

まずは一曲目は、MOONLIGHTです。

 

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はい、70年代、80年代ポップスの好きな方は、もうわかりますね。

これは、80年代初頭に、ジャクソン5並みにヒットしたファミリー・グループ、DEBARGE(デバージ)サウンドそのもの、100%いい意味でのパクりです。

 

このイントロの入り方から、リズム、サビへの盛り上げ方、そしてサビのアレンジ、すべて、おじさん大好き、デバージサウンド以外の何物でもありません。

 

そして、TWICEのみなさんの抑制気味の歌い方も、特にリードボーカルのエル・デバージを彷彿とさせる歌唱になっています。

 

デバージは、ソウルとAORの中間的なサウンドと歌い方で、特に日本では圧倒的な人気を博したグループです。

 

TWICEが現代において、そのデバージをオマージュしてくれるとは、おじさん、泣けてきてしまいます。

 

次はCRUELです。

 

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これは70年終わりから80年初めにかけての、2ビートディスコサウンドです。

ベースの、ウンチャウンチャという2ビートフレーズが、心地よいです。

そして曲が盛り上がってくると、入ってくるストリングスが、やはりおじさんたちのディスコ心を蘇らせてくれます。

 

次の曲は、TWICEのシティポップの最高傑作、UP NO MOREです。

 

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この曲は、以前にご紹介した、FROMIS 9の一連のシティポップ名曲群はプロデュースした、COLLAPSEDONEさんの作品で、さすがのハイクオリティ!

 

なかなか哀愁のあるメロディと、やはりFROMIS 9の面々よりは、翳りのあるTWICEの歌い方がマッチして、名曲たらしめています。

 

この曲がだめな人は、たぶんTWICEには、合わないと思います。

 

 

次はCACTUSです。

 

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これは一転、ジャーニーかフォリナーか、という、産業ロックという言葉がはやっていた頃の、ロックバラードの典型ですね。

 

本当は後半に、スティーブ・ルカサーあたりの、泣きのギターソロが欲しいところです。

 

ここではさすが、リーダーでリードボーカルのジヒョの歌唱力を活かして、歌い上げています。

続けて、同じコンサートから、やはりTWICEの歌唱力を活かす、今度はソウルバラード、REWINDです。

 

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いやー、泣かせてくれます。

ソウルバラードの傑作です。

 

実は、K-POPでは、REWINDというタイトルの、同名異曲の名曲がたくさんあるのですが、その話はまた今度。

 

おじさんの好みだと、どうしてもバラード系が多くなってしまうので、ここでおじさんの別系統の好物、ラテンでいきましょう。

 

これはシングル曲なので、ほとんどの方はご存じでしょう。

ALCOHOL FREEです。

 

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このサンバ調、おじさん大好きです。

 

そして、メロディも含めて、JY PARK(パク・ジヨン)(TWICEの所属する事務所であるJYPの創始者/代表で、K-POPレジェンド)作詞・作曲の最高傑作のひとつです。

 

コレオグラフィと、楽曲の見事な融合が、K-POPの一つの理想形を見せてくれます。

これぞTWICE!!

 

それでは最後に、TWICEらしい、ポップで哀愁のある名曲CANDYです。

全曲英語の詩です。

 

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今更私が言わなくても、私なんかがTWICEを知る前に、芸能人含めて色んな方が言っていたことですが、TWICEには日本人のミナ、サナ、モモの3人がいて、この3人に憧れて、K-POPをめざす若い日本人が,、俄然増えました。

TWICEの貢献は圧倒的なんです。

 

50年間、私のようなおじさんは、日本人が英語の壁を超えられず、世界レベルの音楽界に食い込めないことを、忸怩たる思いで見てきました。

TWICEの日本人3人が、軽々と英語をこなして、このようなすばらしい歌唱を披露してくれるところを見ると、感慨深いものがあります。

 

 

何しろ、TWICEは、GOOD MORNING AMERICAにも出演しているのですから。

GOOD MORNING AMERICAというのは、アメリカの朝に流れている報道番組で、言ってみれば、アメリカの「アサイチ」みたいなやつです。

 

私がニューヨークに住んでいた頃、GOOD MORNING AMERICAを収録しているスタジオのそばが通勤経路で、毎朝その横を通り、時々、シカゴ(ブラス入りの70年代アメリカンロックバンド)などのバンドがロケで、演奏していたりしたのを横目で見たりしていました。

 

そのアメリカを代表する番組に、東洋のグループが普通に出演するというのは、私みたいなおじさんにとっては、考えられない出来事です。

しかもそのグループに、日本人が3人もいるというのは、すごいことだということを、おじさんたち、もっと認識した方がよいですよ!!

 

と、最後に興奮してしまったところで、おまけに、TWICEがGOOD MORNING AMERICAに出演した時の映像を見ながら、本日はお別れです。

 

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本日も、ありがとうございました。