みなさん、こんにちは!
今日のアーティストは、LULI LEEというシンガーソングライターです。
まずは一曲、DIVEです。
このブログを読んでくださっている方で、スージー・クアトロという名前を知っている方が、一体何人いらっしゃるか。
1970年代の、女性ロックシンガーで、ベースを弾きながら歌うのが売りでした。
しかし、作られたアイドル的なアーティストだったので、一世を風靡した割には、すぐに消えてしまいました。
その後の音楽界の長い歴史の中でも、女性ベーシストで有名になった人というのは、ほとんどいません。
強いて言えば、ジャズのエスペランサ・スポルディングくらいでしょうか。
このLULI LEEは、自分で曲を作って、歌って、バリバリベースを弾く、女性ベーシストです。
世界で初めてと言ってもいいくらい、女性ベーシストの本格的アーティストになります。
次の曲は、今の季節にぴったりの、ABOUT SUMMERです。
私好みの、おしゃれシティポップです。
しかし、単なるシティポップではなく、さすがベーシストの曲だけあって、ベース音がブンブン効いているところが、何と言っても特徴です。
LULI LEEは、元々BYE BYE BADMANというバンドのベーシストでした。
(このバンドもすごく良いバンドなので、いずれご紹介します。)
そこから独立して、ソロになりました。
その要因もあるのか、ソロアーティストの割には、バンドサウンド満載なのが、魅力の一つです。
次の曲、FLAMEです。
少しオリエンタルがかったメロディと歌唱に、スラップベースがビンビン響くアレンジのミスマッチが、何ともかっこいいですね。
こんなに、楽器としてのベースが聴こえるK-POPは、他にはありません。
本人も、自分の音楽の特徴は、ベースを聴かせることだと言っています。
もちろん、そんな中で、K-POPらしい親しみやすさは健在です。
次は、彼女の曲の中でも、一番K-POPらしいもののひとつ、I FEEL YOUR LOVEです。
彼女の曲の特徴は、メロディが、何とも言えないオリエンタル感を醸し出すところです。
次は、LULI LEEのボーカルを存分に味わえる曲、FANTASYです。
彼女も、この曲ではボーカルを意識しているのか、珍しくベースを弾いていないMVです。
LULI LEEのボーカルも、少しエッジがかかった、特徴的な声で、なかなか魅力的です。
次の曲、SHOWERでは、今度はギターを弾いています。
何でもできちゃう、マルチプレイヤーなんですね。
K-POP特有の浮遊感のある、ドリーミーポップですね。
このアーティスティックな佇まいと、ポップさのバランスが、まさにK-POP!
最後に、バキバキの生バンドサウンドと、スラップベースが楽しめる曲、LIGHT BESIDE YOUでお別れです。
今日も、K-POPの多才な一面を味わえる回でした。
お読みいただき、ありがとうございました。