みなさん、こんにちは!
本日ご紹介するアーティストは、RAFFINA & CAVIという男女の2人組です。
まずは、一曲、BABY'S BREATHです。
このイントロ、ギターのカッティングのフレーズからして、もうおじさんの好みドンピシャの、上質シティポップです。
まだ新しいアーティストで、情報もそれほどないのですが、数少ないネット情報によれば、
シンガーソングライターのフロントガールRaffinaと特別な目線の物書きベーシストCaviで構成された従兄妹同士のユニット。
だそうです。
従兄妹なんですね。
次の曲はCANVAS GIRLです。
この曲は、すべての歌詞が英語であることもあり、少し洋楽っぽいですね。
しかし、アレンジにオリエンタル風味もあり、K-POP以外の何物でもない、軽やかさとお洒落さのある曲です。
男女のデュエットが大好物のおじさんとしては、サビの部分の、ミニマルだけどちゃんと2人でハモッているパートが、好きです。
どんどん行きましょう。
次の曲は、大好きなWOO HOO SONGです。
おしゃれ!のひとことです。
WOO HOO と歌うサビがたまらないですね。
今までの曲で、RAFFINAさんの歌唱力が、一番表に出ている曲です。
さりげなく、でもしっかり歌唱力もあることがわかります。
そして口笛とシンセのユニゾンがいい味です。
RAFFINA & CAVIのサウンドは、一言で言えば、K-POPによくあるシンセポップなのでしょうが、(実際RAFFINAさんは、シンセ担当と書いてあります。)、この口笛の使い方など、普通のシンセポップとは全然違う、センスの良さを感じます。
またCAVIさんがベーシストであることもあって、打ち込みサウンドだけでなく、生エレキベース(そんな言葉あるの?)がしっかり効いているのが、ただのシンセポップとの差別化になっています。
次はスローテンポの曲、WHALE AND I です。
鯨と私、なんていうさりげなく文学的なタイトルで、雰囲気たっぷりの曲です。
RAFFINA & CAVIは、まだまだデビューしたばかりで、発表している曲も、これですべてくらいのものです。
K-POPでは、こういう新人たちが、毎月すごい勢いで出てきていて、そのクオリティが、すごく高いことに、毎回驚かされます。
そしてそれが、アイドル系からインディーズ系まで、幅広く、あらゆるジャンルでの現象であるとともに、インディーズ・アーティストがアイドルグループに曲を提供したり、インディーズ系のアーティストの曲に、アイドルグループのメンバーが、ソロで参加するなど、K-POP業界全体が、お互いに切磋琢磨、そして協力し合って盛り上がっていく状況に、聴いている方は、只々楽しみで仕方がありません。
それでは最後にもう一曲、YOU NEVER KNOWでお別れです。
今日も、K-POPの層の厚さに、驚かされた回でした。
読んでいただき、ありがとうございました。