みなさん、こんにちは!
今日ご紹介するのは、OOHYO(ウヒョ)という、女性シンガーソングライターです。
まずは一曲、YOUTH DAYです。
どうでしょうか。
なかなかクールな抑制気味のヴォーカルに、美しいメロディラインで、雰囲気ありますね。
これは、典型的なOOHYO節と、言えるでしょう。
OOHYOは、ウィキペディアによると、アメリカで育った帰国子女で、その後イギリスに留学していたということで、英語の曲も多いです。
それだからか、K-POP特有の浮遊感はあるものの、やはりどこか洋楽っぽさと、日本のシティポップさも混じった独特の世界を有しています。
次の曲は、HONEY TEAです。
OOHYO自身が映っている動画は少ないのですが、これは本人が出てくる貴重なMVです。
この曲のようなボサノバ調も、OOHYOの特徴の一つです。
ボサノバ特有の抑制気味の歌い方から、彼女は影響受けているのかもしれないですね。
ウィキペディアには、シンセポップ歌手と紹介されていて、私は最初は???という感じだったのですが、確かにアルバムを通して聴くと、シンセポップ調という曲も多いです。
シンセポップとは、やはりウィキペディアによれば
1970年代末から1980年代にかけて世界的に流行したシンセサイザーなどの電子楽器を中心に据えたポップミュージック
とあります。
まさにYMOなんかも入る、別名テクノポップなんかと呼ばれていました。
シンセポップというと、普通は無機質な感じなので、OOHYOがシンセポップと言われて、少し混乱しましたが、聴いているうちに納得がいきました。
それではシンセポップの曲、PAPERCUTです。
こうやって聴くと、シンセポップのアレンジも、OOHYOの少しアンニュイで投げやりとも言えるクールな歌い方にマッチしますね。
そしてこの曲は全部英語ということもあり、洋楽と言われても、一瞬わかりませんね。
しかし、クールな中にも、どこか独特の暖かさ、軽妙さがあるのが特徴ですし、やはりK-POPだなーと感じる部分です。
このYOUTUBEのコメント欄も、ほぼすべて英語で、海外で人気ありそうなのもわかります。
OOHYOのバラードも、ありきたりのバラードではなく、すごく独自の世界観を持った曲が多いです。
そんな名バラードの一つ、BUTTER CHICKENです。
確かにこの曲なんかは、アレンジが全てシンセなのですが、打ち込み的ではなく、すごく暖かい音で、この世界観を表現するのには、この電子音が最適だということを納得させられるアレンジです。
OOHYOのシンセアレンジは、生の弦楽器と絡ませることも多く、ユニークなサウンド作りに一役買っています。
次の曲も、大人気の曲で、私も大好きなPIZZAです。
彼女の曲は、イメージを喚起させられるものが多いので、韓ドラのOSTやMVに向いていると思うのですが、意外やOSTは少なく、あの「賢い医師生活」くらいしか、ありません。
またMVも少ないのですが、その数少ない中の名作、DANDELIONです。
彼女の歌声とサウンドは、映像と相まって、感動を呼び起こしますね。
この曲では、シンセと真逆の弦楽器メインの、まるでビートルスのエリナー・リグビーみたいなアレンジがまた、ピッタリですね。
今日もまた、K-POPの多彩な才能に触れた回でした。
お読みいただき、ありがとうございました。