60歳からのK-POP

63歳で初めてK-popを聞き始めて、沼にはまりました。

K-POPのジャムバンドとは何か? CADEJO

みなさん、こんにちは!

 

本日ご紹介するのは、CADEJO(カデホ)です。

3人組のジャムバンドです。

 

 

まず一曲、USです。

 

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いやー、ギターのカッティングがファンキー(死語?)ですねー。

そして、軽いのノリのファルセット・ヴォーカルもいい感じです。

 

さて、ジャムバンドとは何か?

WIKIPEDIAによると

1960年代に結成されたグレイトフル・デッドオールマン・ブラザーズ・バンドなどに起源を持ち、1990年代のフィッシュやその他のバンドにまで受け継がれた、即興演奏をするロック・グループをさす言葉である。

 

だそうです。

 

CADEJOは自分たちのことをR&B/ファンク系のジャムバンドである、と自称しているようです。

 

ジャム・バンドというのは、WIKIPEDIAの定義通り、インストゥルメンタルのバンドが多いです。

このCADEJOのアルバムは、半分以上がインストゥルメンタルの曲です。

 

それではCADEJOのインストの曲で A PLACE IN THE SUNです。

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さすが、インスト・グループ!

全員が、なかなかのテクニシャンであることがわかりますね。

 

 

R&B/ファンク系のジャムバンドと言えば、1960年代から70年代に活躍した、GREEN ONIONというヒット曲で有名な、BOOKER T & THE MG'Sが元祖です。

70年代後半はフュージョンブームが起きて、その中でもR&B・ファンク系で言えば、スタッフが有名です。

スタッフは、おじさん世代大好きな、スティーブ・ガッド(ドラムス)、リチャード・ティー(キーボード)、エリック・ゲイル(ギター)などがメンバーで、大人気でした。

 

これらのジャムバンドは(この当時はジャムバンドと言う言葉はありませんでしたが)、ソウルミュージックの歌無しのカラオケみたい、というような悪口も言われたりしました。(実際にそう聴こえないこともないのですが💦)

 

インストだけだと、どうしても飽きられてしまうので、メンバーの中でも歌のうまい人がアルバムで1曲くらいは歌ってたりしていました。

 

このCADEJOは、さすがK=POP!

歌も上手なのが特徴です。

 

ジャムバンドとは思えないヴォーカルをフィーチャーした曲、HAMMOCKです。

 

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ちゃんとコーラスまで入って、K-POPらしいですね。

 

もう一曲、本格的なヴォーカル入りで

 

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CADEJOのアルバムは、半分以上がインストゥルメンタルの曲ですが、この曲みたいに、いい具合にヴォーカルが入っている曲もあり、そのバランスが絶妙です。

 

そして、ジャムバンドとしては珍しい3人組なので、どうしても音が薄くなりがちですが、CADEJOはその3人組であるところを逆手に、間を活かした独特のグルーヴを生み出しています。

 

なので、クラブミュージックとしても聴かれています。

実際、日本ではそういう捉え方をされているようで、ディスクユニオンから日本盤も出ています。(クラブミュージックのセクションに、置いてあります。)

 

それではそんなCADEJOの、独特なグルーヴが聴ける曲 GWINです。

 

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黒人に負けないグルーヴと、K-POP特有の浮遊感のあるヴォーカルの組み合わせが、やはりとてもユニークで、なかなか他では聴けないサウンドです。

 

私の世代の方で、普通のK-POPはちょっとゴテゴテし過ぎて、と言う方でも、このCADEJOは、ジャズやフュージョンを聴く感覚で聴いても、すごく良いバンドなので、是非アルバムを通して聴いてみてください。

 

アルバムにはすごく長尺のインスト曲などもあります。

 

いやー、相変わらずK-POPには色々なユニークなグループが多いですねー。

 

それでは最後にもう一曲、CADEJOのポップな LOVE YOUR HARMONY を聴きながら、お別れです。

 

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今日もありがとうございました。