60歳からのK-POP

63歳で初めてK-popを聞き始めて、沼にはまりました。

上原ひろみが歌っている?! LEE JIN-AH

みなさん、こんにちは!

 

今日はまたまた、ユニークなアーティストです。

まずはこれを聴いてみてください。

 

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まるで上原ひろみの、プログレフュージョンのようなピアノトリオ演奏が始まったと思ったら、急に、このハードな演奏に全く似つかわしくないような、コケティッシュなヴォーカルが入り、ご存じのない方は、かなりびっくりしたのではないかと思います。

 

このアーティストが今日の主役、LEE JIN-AHさん、日本語ではイ・ジナさんで、日本でもCDを出している、ジャズ・ピアニスト兼シンガー・ソング・ライターです。

 

このピアノに、この歌声、ユニークですねー!

 

それではこの曲よりは、もう少し、シンガーソングライターよりの曲で、

RUM PUM PUMです。

 

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出だしは、シンガーソングライターっぽいですが、途中から、全く一筋縄ではいかない曲に展開していきますねー。

 

結構ハードなエレキギターと、生の弦が入ってきて、やはりジャズミュージシャンでないと、思いつかないような進行とアレンジです。

すばらしい!

 

みなさんも、そうかもしれませんが、私は最初にこの人の曲を聴いた時に、この成熟したピアノのテクニック、と子供のような無邪気なヴォーカルのギャップに、面食らい、すぐには音楽に入り込めませんでした。

 

しかし、少し慣れると、この組み合わせが絶妙であることがわかってきます。

 

このピアノで、素直にダイアン・クロールのようにジャズヴォーカルで歌われたら、まあ普通のジャズになるわけですね。

ところが、この声になった途端、あらま不思議、K-POPに早変わりするわけですよ。

 

ではここでイ・ジナらしい、ポップな曲でRANDOMです。

 

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まあ、高度なピアノテクニックとユニークなヴォーカルの組み合わせの先駆者としては、矢野顕子がいるわけで、イ・ジナさんが矢野顕子を知っているかどうか不明ですが、曲のユニークさも含めて、その後継者と私は勝手に呼んでいます。

 

ジャズ、ポップス系だけでなく、R&B色の強い曲もあります。

 

男性R&Bの第一人者GRAYとのコラボ曲で、RUNです。

 

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間奏のエレピソロが、めちゃくちゃカッコイイです。

 

こうなると、彼女のピアノをもっと聴きたいと言う方がいらっしゃるでしょうから、ピアノが存分に楽しめる曲 YUM,YUM,YUMです。

 

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いやー、これも途中のピアノソロでは、上原ひろみが入ってきて、その後のYUM,YUM,YUMの部分が、一気にウィスパーヴォイスで、このコントラストがハイライトですね。

 

しかもバックの人たちもみんなテクニシャンですが、この演奏はピアノトリオにもう一人、オルガンの人が入っていて、キーボード2人の4人組バンドと言う構成が、またいい味を出しています。

 

是非一度、ライブを見てみたい!と思わせるステージですね。

 

 

それではもう一曲、いかにもイ・ジナらしい、軽妙なピアノアレンジが、K-POPの軽やかさとポップさを良い具合に表現している、DREAMY ALARMです。

 

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やはり、生ピアノとヴォーカルの両方が楽しめるのがイ・ジナの特徴ですね。

K-POPでは、バラード以外で生ピアノを使ったアレンジは、すごく少ないので、とにかくこの組み合わせが魅力的です。

 

というわけで、今日も非常にユニークなアーティスト、イ・ジナでした。

気に入られた方は、こういうアーティストはやはりアルバムを通して聴くと、また違った魅力を発見できるので、是非聴いてみてください。

 

今日も、お読みいただいてありがとうございました。