60歳からのK-POP

63歳で初めてK-popを聞き始めて、沼にはまりました。

赤い頬っぺたの思春期です! BOL4

今日ご紹介するのは、BOL4(Bolbbalgan4)です。

 

日本では、「赤頬思春期」と言う名前で日本語のCDも出しているので、ご存じの方も多いかもしれません。

私はもちろん、K-POPを聴く最近まで、こんなすばらしいアーティストがいるとは知りませんでした。

 

まずは一曲、SOMEです。

 

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いい曲ですねー。

 

この特徴的な声がアン・ジヨンで、ギターがウ・ジユンです。

元々は2人組でしたが、ウ・ジユンは脱退してしまい、今はアン・ジヨン1人でBOL4と名乗っているそうです。

 

2014年に、あの永遠の名作韓ドラ「ミセン」のサントラでデビューしたそうです。

それでは、そのミセンの曲です。

 

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BOL4の魅力は、何と言ってもアン・ジヨンの声です。

すごくきれいな声であることは間違いないですが、それだけでなく、少しざらっとした感触もあり、アダルトな雰囲気と、コケティッシュな雰囲気が不思議に混ざり合った、唯一無二の個性を持った声です。

 

この声で歌われると、どんな曲も魅力的に聴こえますが、曲も本当に良いです。

その中でも名曲の誉れ高い、GALAXYです。

 

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この曲、大好きです。

 

こういう自作自演の女性2人組のグループは、K-POPでは本当に多いのですが、(先日ご紹介したSWEDEN LAUNDRYもそうですね)、パフォーマンスは地味目なアーティストが多い中で、BOL4は、アン・ジヨンの大人っぽさと子供っぽさが混ざった、個性的なルックスも相まって、ステージも魅力的です。

 

次の曲は、エレピのイントロが印象的な名曲、TELL ME YOU LOVE ME です。

 

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この声ですから、もちろんバラードも、独自の世界観を見せてくれます。

 

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どの曲も、今時、世界でも珍しい、王道ポップスの曲ばかり。

 

K-POPは、いつも言っているように、R&B・ヒップホップがルーツにあります。

一方で、BOL4みたいに、ビートルズを起源とするような、超良質なポップ・ミュージックを提供してくれるアーティストたちがいることが、本当にすばらしいことですし、K-POPの世界をすごく豊かにしてくれます。

 

K-POPは、どうしてこんなに才能豊かな若者たちが、次から次へと出てくるのでしょう。

たぶん、自分で少しでも才能があるかもしれないと思う若者たちが、プロのミュージシャンになってみようと、気軽にチャレンジできる土台があるのでしょうね。

 

 

童話のように爽やかな春の気運を運んできてくれる、というのが2人のキャッチフレーズみたいですが、まさに今の季節にぴったりの1曲、BOMです。

 

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それでは最後に、BOL4がアン・ジヨンの単独ユニットになってからのステージ映像を見ながら、お別れです。

 

BOL4は元々は、ウ・ジユンが主にアコースティック・ギターを弾いていたので、アコースティック・デュオの側面が強く、アレンジもアコースティック風味が強かったですが、アン・ジヨン1人になってからは、完全にオーソドックスなポップスアレンジになってきています。

どちらも、それぞれの魅力があります。

 

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今日は、いかにも春らしいアーティストでした!

それではまた!