みなさん、こんにちは!
本日ご紹介するのは、THE BOWLSというバンドです。
まずは一曲、SQUAREです。
どうでしょうか、最初のアコースティック・ギターのつまびきが気持ちよくて、だんだんとポップになっていく、カワイらしい曲です。
次の曲は、ZERO FEAR OF WATERです。
これもポップですねー。
私が、THE BOWLSを大好きな理由は、同じポップなロックでも、プログレ・ポップと呼ばれるジャンルだと思うからです。
プログレ・ポップというのは、70年代で言うと、エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)、スーパートランプや10CCなどのイギリスのバンドが代表で、以下のような特徴があります。
①曲はポップだけど、変拍子や変調などのひねりがたくさん入っている。
②アレンジが、キーボード類の多用を中心に、普通のロックより凝っている。
③コーラスアレンジも凝っている。
④メロディアスで、複雑なコードを多用する。
ライヴからも、これらの特徴が伝わってくる、COSMOSです。
プログレ・ポップは、往々にして、凝ったアレンジを再現するために、たくさんの楽器が必要となります。
次の動画では、そのために、アコースティック・ギターが3人、キーボードが3人いて、その複雑なアレンジをライヴで再現しようとしています。
曲は、ROUND&ROUNDです。
なかなか、見たことない編成ですねー。
この編成は最高なので、同じ編成でもう一曲、MR.LOVEです。
プログレ・ポップのルーツには、もちろんビートルズがいますが、これなんかは本当に、ビートルズの香りブンブンです。
いつも言っているように、王道のK-POPのルーツは、アメリカの黒人音楽にあるので、ビートルズ系の音は、どちらかと言うと少ないのですが、THE BOWLSは、ブリティッシュ・ポップの系統であることが、K-POPでは珍しいパターンです。
しかし、K-POP特有の浮遊感は、こういうポップスにも、すごくマッチするので、70年代ロックおじさんにとっては、たまらないサウンドになっています。
最後に、もう一曲、浮遊感たっぷりのCOSMOSです。
珍しく、トランペットのイントロがあり、メロディアスなギターソロたっぷりの、良曲です。
いかがでしたか。
THE BOWLSは、すでにフルアルバムが3枚も出ていて、アルバムでは本当に色々なサウンドが展開されています。
このバンドの本当の良さは、アルバムに詰まっていますので、興味持った方は、是非聴いてみてください。
それではまた。