60歳からのK-POP

63歳で初めてK-popを聞き始めて、沼にはまりました。

ポップな魔術師!  THE BOWLS

みなさん、こんにちは!

 

本日ご紹介するのは、THE BOWLSというバンドです。

 

まずは一曲、SQUAREです。

 

www.youtube.com

 

どうでしょうか、最初のアコースティック・ギターのつまびきが気持ちよくて、だんだんとポップになっていく、カワイらしい曲です。

 

ビートルズビーチボーイズのDNAを感じます。

 

次の曲は、ZERO FEAR OF WATERです。

 

www.youtube.com

 

これもポップですねー。

 

私が、THE BOWLSを大好きな理由は、同じポップなロックでも、プログレ・ポップと呼ばれるジャンルだと思うからです。

 

プログレ・ポップというのは、70年代で言うと、エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)、スーパートランプや10CCなどのイギリスのバンドが代表で、以下のような特徴があります。

 

①曲はポップだけど、変拍子や変調などのひねりがたくさん入っている。

②アレンジが、キーボード類の多用を中心に、普通のロックより凝っている。

③コーラスアレンジも凝っている。

④メロディアスで、複雑なコードを多用する。

 

ライヴからも、これらの特徴が伝わってくる、COSMOSです。

 

www.youtube.com

 

プログレ・ポップは、往々にして、凝ったアレンジを再現するために、たくさんの楽器が必要となります。

 

次の動画では、そのために、アコースティック・ギターが3人、キーボードが3人いて、その複雑なアレンジをライヴで再現しようとしています。

 

曲は、ROUND&ROUNDです。

 

www.youtube.com

 

なかなか、見たことない編成ですねー。

 

この編成は最高なので、同じ編成でもう一曲、MR.LOVEです。

 

www.youtube.com

 

プログレ・ポップのルーツには、もちろんビートルズがいますが、これなんかは本当に、ビートルズの香りブンブンです。

 

 

いつも言っているように、王道のK-POPのルーツは、アメリカの黒人音楽にあるので、ビートルズ系の音は、どちらかと言うと少ないのですが、THE BOWLSは、ブリティッシュ・ポップの系統であることが、K-POPでは珍しいパターンです。

 

しかし、K-POP特有の浮遊感は、こういうポップスにも、すごくマッチするので、70年代ロックおじさんにとっては、たまらないサウンドになっています。

 

最後に、もう一曲、浮遊感たっぷりのCOSMOSです。

 

www.youtube.com

 

珍しく、トランペットのイントロがあり、メロディアスなギターソロたっぷりの、良曲です。

 

いかがでしたか。

 

THE BOWLSは、すでにフルアルバムが3枚も出ていて、アルバムでは本当に色々なサウンドが展開されています。

 

このバンドの本当の良さは、アルバムに詰まっていますので、興味持った方は、是非聴いてみてください。

 

それではまた。