こんにちは。
今日ご紹介するミュージシャンは、K-POP初心者の私が紹介するのも、おこがましいようなミュージシャンで、知っている方も多いかもしれませんが、AKMU(AKDONG MUSICIAN)です。
兄(イ・チャンヒョク)と妹(イ・スヒョン)の兄妹グループです。
兄がすべての歌を作っていて、2人で歌いますが、特に兄の作曲能力と妹の歌唱力が天才的です。
そうです、韓国のカーペンターズなのです。
でもリチャード・カーペンターのへたくそな歌より、イ・チャンヒョクの方が100倍も歌も上手なので、カーペンターズを超えていると言えます。
まずはデビュー曲の200%です。
この時、お兄ちゃん18歳、妹ちゃん15歳です!
もうこれを見ただけで、天才兄妹であることがわかりますね!
私はこの曲が大大大好きです。特にサビの部分のおしゃれ具合は、どうして17,8歳でこんなメロディを書けるのですか!?という感じの成熟具合です。
デビュー作でこの完成度としたら、この先末恐ろしい感じですが、実際にこの後もレベル高い曲を輩出していきます。(もちろん私は後追いで知っているだけですが💦)
彼らのエンタメ性が出ている曲をもう1曲、HOW PEOPLE MOVE です。
一筋縄ではいかない曲ばかりですね。この曲も後半にオペラみたいな箇所が出てきますが、まるで3分間のプログレですね。
そして、もちろん韓国のカーペンターズですから、メインストリームのポップスの名曲もたくさんあります。
LAST GOODBYEです。
まるで、中学の音楽の教科書に出てきてもおかしくない、王道のポップソングですね。
そして、イ・スヒョンの歌唱力を活かした極上バラードもあります。
HOW CAN I LOVE THE HEARTBREAKです。
さすがに兄妹なので、声質が似ているのか、ハモリパートも絶品です。
カーペンターズはハモリの録音は、主にカレンの多重録音でしたが、AKMUは2人の生のハモリで十分ですね。
AKMUはBLACKPINKと同じ事務所なのですが、契約する時の条件が、整形をしないことだった、というエピソードが有名です。
素のままが魅力的ということですね。
兄妹はデビューする前は、両親と一緒に5年間モンゴルに住んでいたそうで、まさにモンゴルの草原そのままの広大さ、スケール感、天真爛漫さが音楽に現われていますね。
AKMUはたくさんアルバムを出しているのですが、その中に全曲、色んなアーティストとコラボしたアルバムを2020年に出しました。
そんな中から一曲、何とあのIUとコラボしている、NAKKAと言う曲です。
いやー、すごいですね、K-POPの至宝が3人並んで、オーラだけでもすごい。
大谷、ダル、村上が並んでいるようなものですね。(違うか💦)
曲もジャンルレスな名曲で、お兄ちゃんの天才ぶり発揮ですね。
ちなみにAKMUは、ネットフリックスのTAKE 1という番組でもこの曲を取り上げて、1時間半のドキュメンタリーを作成していますので、興味のある方は見てみてください。
では同じコラボアルバムからもう1曲
HEY KID, CLOSE YOUR EYES
こちらは打って変わって80年代のシンセポップを思わせるクールなサウンドで、また別の世界観を見せてくれます。
しつこいですが、兄ちゃん天才です。
お兄ちゃんの作る曲があまりにすごいので、妹はどうしても隠れがちですが、それでは最後に、妹のスヒョンのソロの歌を聴いて、本日はお別れとします。
まずはK-POPのカーペンターズですから、やはりここはカーペンターズの曲でTOP OF THE WORLDです。
TOP OF THE WORLDのカバーは昔から山ほどありますが、カレン・カーペンターに勝るとも劣らないカバーは私は初めてでした。
本当にモンゴルの澄んだ空気と水が育んだとしか思えない、澄み切って美しい歌声です。
やはりこういう方には、最後はディズニーで締めていただくしかないので、アラジンからA WHOLE NEW WORLD を聴いてお別れです。
今日もありがとうございました。