60歳からのK-POP

63歳で初めてK-popを聞き始めて、沼にはまりました。

K-POP界のカーペンターズ(を超えています) AKMU

こんにちは。

 

今日ご紹介するミュージシャンは、K-POP初心者の私が紹介するのも、おこがましいようなミュージシャンで、知っている方も多いかもしれませんが、AKMU(AKDONG MUSICIAN)です。

 

兄(イ・チャンヒョクと妹(イ・スヒョン)の兄妹グループです。

兄がすべての歌を作っていて、2人で歌いますが、特に兄の作曲能力と妹の歌唱力が天才的です。

 

そうです、韓国のカーペンターズなのです。

でもリチャード・カーペンターのへたくそな歌より、イ・チャンヒョクの方が100倍も歌も上手なので、カーペンターズを超えていると言えます。

 

まずはデビュー曲の200%です。

 

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この時、お兄ちゃん18歳、妹ちゃん15歳です!

もうこれを見ただけで、天才兄妹であることがわかりますね!

 

私はこの曲が大大大好きです。特にサビの部分のおしゃれ具合は、どうして17,8歳でこんなメロディを書けるのですか!?という感じの成熟具合です。

 

デビュー作でこの完成度としたら、この先末恐ろしい感じですが、実際にこの後もレベル高い曲を輩出していきます。(もちろん私は後追いで知っているだけですが💦)

 

彼らのエンタメ性が出ている曲をもう1曲、HOW PEOPLE MOVE です。

 

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一筋縄ではいかない曲ばかりですね。この曲も後半にオペラみたいな箇所が出てきますが、まるで3分間のプログレですね。

 

そして、もちろん韓国のカーペンターズですから、メインストリームのポップスの名曲もたくさんあります。

LAST GOODBYEです。

 

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まるで、中学の音楽の教科書に出てきてもおかしくない、王道のポップソングですね。

 

そして、イ・スヒョンの歌唱力を活かした極上バラードもあります。

HOW CAN I LOVE THE HEARTBREAKです。

 

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さすがに兄妹なので、声質が似ているのか、ハモリパートも絶品です。

カーペンターズはハモリの録音は、主にカレンの多重録音でしたが、AKMUは2人の生のハモリで十分ですね。

 

AKMUはBLACKPINKと同じ事務所なのですが、契約する時の条件が、整形をしないことだった、というエピソードが有名です。

素のままが魅力的ということですね。

 

 

兄妹はデビューする前は、両親と一緒に5年間モンゴルに住んでいたそうで、まさにモンゴルの草原そのままの広大さ、スケール感、天真爛漫さが音楽に現われていますね。

 

 

AKMUはたくさんアルバムを出しているのですが、その中に全曲、色んなアーティストとコラボしたアルバムを2020年に出しました。

そんな中から一曲、何とあのIUとコラボしている、NAKKAと言う曲です。

 

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いやー、すごいですね、K-POPの至宝が3人並んで、オーラだけでもすごい。

大谷、ダル、村上が並んでいるようなものですね。(違うか💦)

 

曲もジャンルレスな名曲で、お兄ちゃんの天才ぶり発揮ですね。

ちなみにAKMUは、ネットフリックスのTAKE 1という番組でもこの曲を取り上げて、1時間半のドキュメンタリーを作成していますので、興味のある方は見てみてください。

 

では同じコラボアルバムからもう1曲

HEY KID, CLOSE YOUR EYES

 

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こちらは打って変わって80年代のシンセポップを思わせるクールなサウンドで、また別の世界観を見せてくれます。

しつこいですが、兄ちゃん天才です。

 

お兄ちゃんの作る曲があまりにすごいので、妹はどうしても隠れがちですが、それでは最後に、妹のスヒョンのソロの歌を聴いて、本日はお別れとします。

 

まずはK-POPカーペンターズですから、やはりここはカーペンターズの曲でTOP OF THE WORLDです。

 

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TOP OF THE WORLDのカバーは昔から山ほどありますが、カレン・カーペンターに勝るとも劣らないカバーは私は初めてでした。

本当にモンゴルの澄んだ空気と水が育んだとしか思えない、澄み切って美しい歌声です。

 

やはりこういう方には、最後はディズニーで締めていただくしかないので、アラジンからA WHOLE NEW WORLD を聴いてお別れです。

 

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今日もありがとうございました。