みなさん、こんにちは！
今日はまた、才能あふれる女性シンガーを、ご紹介します。
MILENAという、シンガーソングライターです。
まずは1曲、SWEET RAINです。
どうでしょうか、まさにタイトル通りの、スイートで爽やかな曲です。
MILENAは2021年にデビューしたばかりの新進アーティストですが、ジャズの素養のあるR&Bシンガーとして、早くも大注目されています。
それでは、彼女のジャズ的な歌唱が楽しめる最新曲、DANCING ON THE TABLEです。
ジャズが基盤にある女性のR&Bシンガーと言えば、私たちの世代では、70年代から80年代にかけてのマリーナ・ショーや、ディー・ディー・ブリッジウォーターなどの、名唱、名曲がたくさん思い浮かびます。
当時は、オーソドックスなジャズだと、どうしても一般的な人気にはなりにくいため、ジャズシンガーたちが、こぞってR&Bに進出して、フュージョンブームと相まって、大きな人気を博しました。
男性シンガーのアル・ジャロウや、グループのマンハッタン・トランスファーなども、一世を風靡しました。
ジャズ・シンガーが歌うR&Bは、コテコテのR&Bシンガーが歌うR&Bより、軽くておしゃれな傾向があります。
R&Bというよりも、AORやシティポップ風な雰囲気になります。
このMILENAのR&Bも、まさにその系譜の現代版です。
そしてバラード系も、歌い上げるバラードではなく、しっとりと情感を伝えるタイプが多くになります。
まさに、その典型の曲、LETTERです。
いやー、すばらしく心に染み入る曲です。
CDではこの曲の歌詞が全編英語で、これはこれで名曲なのですが、このMVには、やはりハングル語の歌詞がしっくり来ます。
MILENAはジャズ系統なので、そうなればボサノヴァも、お得意の分野と来ます。
ボサノヴァのNIGHT TRAINです。
少しハスキーがかったジャズヴォイスの、スキャットがたまらない瞬間ですね。
そして、お待ちかね、もちろんK-POPですから、ラップも入った軽快なK-POPソングもあります。
アルバムにも入っているRIDDLEです。
どんなにアーティスティックな人たちでも、このK-POP特有のポップさがあるところが、K-POP沼から抜け出せなくなる魔力のポイントです。
K-POPを聴き始めて、まだ1年程度の初心者の私は、今はどんどん時代を遡って、過去の名アーティスト、名曲を聴き逃していないか、探求しています。
一方で、K-POPでは、MILENAのような才能あふれる新人も、どんどん出て来るので、新しいアーティストも、見逃していないか、聴き逃していないか、気になるところで、K-POP新旧の探求に、忙しくてうれしい悲鳴が出る状況です。
いやー、K-POP畏るべし！
それでは最後に、MILENAが自らギターを弾きながら歌う、SATURNを聴きながら、今日もお別れです。
ギターも、ヴォーカルに負けず劣らず味わい深く、さすが、ジャズ系のシンガーソングライターの本領発揮です。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
