こんにちは
今回取り上げるのは、CAR, THE GARDENという男性シンガーです。
変わった名前ですね。
K-POPは、韓国名の本名だとわかりにくく、最初から海外を目指しているアーティストが多いのか、アルファベットの、しかも変わった名前を名乗っていることが多いです。
この方の場合は、韓国名の意味が車と庭だったから、このように付けた、結構わかりやすい理由だそうです。韓国名が車庭さんということですね。
まずは一曲、DOESN'T MATTERです。
いきなりMVタイプの動画を選んでしまいましたが、あまりにもこの曲にぴったりの映像なので、これにしました。
まさに3分間のドラマではないですか!
実はCAR, THE GARDENは、韓ドラのサントラ作品も多く書いています。
少し前のドラマでは、チョコレートというドラマで有名になり、最近でも女神降臨、海街チャチャチャ、39歳、還魂など、錚々たる作品に次々と曲を提供しています。
K-POPのこれだけの隆盛の要因には、韓ドラのサントラの存在が間違いなくあると思います。
これだけの韓ドラが毎日のように作られ、そのほとんどのものに丁寧にサントラが作成されるわけですから、それは韓国のミュージシャンは鍛えられますし、活躍の場もたくさんあるわけです。
その中でも、CAR, THE GARDENほどサントラに起用されているミュージシャンは珍しく、それだけこの人の曲、声が映像的だということだと思います。
K-POPに興味がなかったおじさんでも、韓ドラ好きは多いでしょうから、是非この辺のサントラからCAR,THE GARDENに入ってみてください。
では全部ご紹介したいところですが、その中から、ソンイェジンさんに敬意を表して39歳からPEONYと、海街チャチャチャのROMANTIC SUNDAYです。
CAR, THE GARDENという名を知らなくても、映像と歌声から、聴いたことがあると思った方も多いのではないかと思います。
MVばかりでも何なんで、ここでそろそろCAR,THE GARDENさん本人に登場してもらいましょう。
チョコレートの挿入曲TREEです。
どうですか、なかなか雰囲気のあるシンガーではないですか。
よくいる、サントラばかり歌っている単なるバラードシンガーというより(それはそれでよいのですが)、声が良い感じに少ししわがれていて、ポール・ロジャーズやロッド・スチュワートなどの、70年代のブリティッシュロックシンガーの香りがします。
実際のライブステージを見てもらうと、ギターを弾きながら、かなりロックっぽいステージであることがわかります。
彼のサントラばかり聞いているのと、かなり違うイメージになると思います。
実際アルバムを聴くと、本当に様々なタイプの曲があり、強いてこじつければデヴィッド・ボウイを思い浮かべます。
フォーク、ロック、R&B、色んな曲があり、それぞれ「っぽい」のではなく、ある曲は「まんま」フォークだったり、ある曲は「まんま」ロックです。
この雑食性もK-POPらしいですが、本当に才能がないと、これだけ幅広い曲は作れませんね。すばらしい!
そしてサウンドは様々ですが、やはりK-POP、すべてメロディアスで、いい曲ばかり。K-POPの奥深さを知るにはもってこいのアーティストなので、是非聞いてみてください。
ではまた。